出張買取サービスを利用する際、悪質な業者に騙されないためには、以下のポイントに注意する必要があります。
1,高額な買取価格のみをアピールしている業者
買取価格だけでなく、査定方法、手数料、キャンセル料なども確認しましょう。
実際の買取価格が高くない場合もあります。
注①インターネット上で高額査定を謳っているが、【高価買取】としか表記していない典型的なタイプです。
注②買取価格の【最高額】しか表記していない場合。最高額よりも最低額の方が大切です。
2,キャンセル料が高額な業者
キャンセル料が高い場合、本来よりも低い買取価格で引き取られる可能性があります。事前に確認しておくことが大切です。
注①キャンセル料が発生する場合があります等、言葉を曖昧にしている場合
注②キャンセル料金がある場合、金額を明確にしない。『非常に危険』
※キャンセル料金が発生する場合は、基本的に交通費やそれにかかる人件費程度です。3,000円~5,000円が一般的です。
3,査定員の質が低い業者
査定員の質が低い業者は、正確な査定を行わず、低い買取価格を提示する可能性があります。事前に調べることが大切です。
注①とにかく、家にお伺いさせてくださいと、訪問約束だけ取ろうとする。『非常に危険』
注②見てみないとわからないばかりを繰り返し、おおよその査定額も伝えない。『非常に危険』
注③電話の応対がひどい、言葉使いが悪い
4,非常に急かす業者
急かされて決断を強要されるような業者は、悪質な可能性があります。
時間をかけて検討することができるよう、契約前に十分に時間を確保しましょう。
この態度の業者が一番危険です。絶対に依頼するのはやめましょう。
5,契約書に記載されていない条件がある業者
契約書に書かれていない条件がある業者は、悪質な可能性があります。
契約前に必ず条件について確認し、書面化するようにしましょう。
注①買取成約後は、成約伝票を発行してもらえるか確認しましょう。
注②古物商の資格を取得しているか確認しましょう
以上のポイントに注意しながら、慎重に業者を選ぶことが大切です。
また、信頼できる友人や家族に相談することも、悪質な業者を避けるために役立ちます。
もし、悪質な業者の被害にあってしまったら?
1,被害届を出す
まずは、警察署に被害届を出すことをおすすめします。
悪質な業者の行為が違法である場合があり、警察に通報することで、被害者保護のための措置が取られる可能性があります。
2,消費者センターに相談する
地域の消費者センターに相談し、被害状況を報告しましょう。
消費者センターでは、被害者に対する支援や相談窓口としての役割を果たしています。
悪質な業者が多い場合、消費者センターから注意喚起が行われることがあります。
3,業者に苦情を申し立てる
被害届や相談に加え、悪質な業者に対して苦情を申し立てることができます。
販売店や業者団体に苦情を申し立てると、その業者の不正行為を公にすることができ、同様の被害が起きることを予防することができます。
4,裁判を起こす
業者とのトラブルが解決できない場合、法的手続きを検討することもできます。
訴訟を起こすことで、適正な裁判が行われ、悪質な業者が違法行為を行っていることが判明すれば、業者が賠償を行う可能性があります。
以上が、出張買取で悪質な業者に被害に遭った場合の対処法になります。
被害にあった場合は、まず警察や消費者センターに相談し、必要な手続きを行うことが大切です。
これらの手続きにより、悪質な業者の被害から身を守り、同様の被害が起きることを防ぐことができます。